スナックからパブへ

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問題は勤めていたスナックだった。俺を水商売でやっていけるよう1から育ててくれたママやスタッフ達に辞めると言えなくて困っていた。その頃には「あの店には俺あり」て感じで街でもわりと有名なほうだった。そこまで育ててくれた人達を捨ててまで店を変るべきかひどく悩んでいた。しかし、日にちは刻一刻と迫ってくる。俺は決心してママに言った。
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