阿部さんと一緒

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「なっwwwwちょwwwwお代官様お待ちになってwwwww」 このトレーニングルームの縦幅10mぐらいあるとんでもサイズなんだが、その天井スレスレ辺りまでルルたんは飛び上がっていた。 うはwwwwwwおっぱいぷるんぷるんwwwwww 隕石よろしくこちらに突っ込んでくるルルたんを、俺は横に飛び跳ね避ける。 俺がどいた、そのほんのちょっとあと、元いた場所は女子高生の左拳によってミサイルでも激突したかのような惨状になっちゃったっていう。 「ちょwwwwwおっぱい兵器彼女っすかwwww」 言葉では強がってみる僕ちんですが、正直おしっこ漏れてます。どう考えても清涼飲料水やヴァルゴたん級、いやそれ以上です。本当にありがとうございました。 「しっ!!」 地面を蹴り飛ばし、ルルたんが俺との間合いを一瞬にして詰めてきた。 「NTフィールド全開!!」 バチバチバチバチバチバチ!! ルルたんの拳はNTフィールドにぶつかり激しい火花を散らしている。 「ニート、手加減しなくていい。その状態は気絶させれば終わる」 俺の後ろ、タスマニアンが肩にブラックを担いでまるで他人事のように言った。 「気絶って言ったって……!!」 「右だ!!」 タスマニアンが珍しく声を荒げたので俺は反射的に右側を見た。 「あっ、なんもねぇ……がっっ!?」 背中にニトロ爆弾が炸裂したかのような襲撃が走る。振り向くと不気味な笑みを浮かべた奴がいた。 「悪い。俺から見て右だった」 おのれはヒソカかwwwwwwwwwwwwww
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