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「南はこれからの戦いで必要な人材だ。だが今のままじゃ、死ぬ。別働隊だった瑠琉をわざわざ呼び寄せたのもこのためだ」
おっさん……意外にいい人wwwwwwwwwその優しさを僕にも向けてくださいwwwwwwwww
「てか、ブラックとタスマニアンって昔からの知り合いなの? あの口振りだと」
ルルたんを担ぎながら俺は何気なくタスマニアンに聞いてみる。タスマニアンは胸元から煙草を取り出した。
「スカウトしたんだよ。闇社会では有名だったあいつを」
なんすかwwwwwwそれwwwwwwBMNにでも出てたんすかwwwwww
「てか、お前以外全員俺の知り合いだぞ? ここの主要メンバー」
(・∀・)えっ?
「立花は俺の部下。北条もそうだな、あいつは天才児ってことでかなり注目されてたから雇った。雪司は武道家の有名な家系で俺とも交流があってその関係だ。七河は……」
七河? あっ、楓ちゃんか!
「七河は、そうだな……知り合いの娘でな、しかも彼女自身も優秀だったから」
ここまで聞いていて、俺は当然の疑問が浮かび上がってきた。
「俺は、というかニート枠ってのは何のためにあったの?」
タスマニアンは俺の顔をチラっと見た後、取り出した携帯灰皿に煙草を擦り付けて俺に背を向けた。
「怒らないで……聞いてくれるか?」
「はっ?」
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