知ってた? 今ミドレンジャイの世界の季節はx'mas前だってこと

3/8
前へ
/345ページ
次へ
「南はこれからの戦いで必要な人材だ。だが今のままじゃ、死ぬ。別働隊だった瑠琉をわざわざ呼び寄せたのもこのためだ」 おっさん……意外にいい人wwwwwwwwwその優しさを僕にも向けてくださいwwwwwwwww 「てか、ブラックとタスマニアンって昔からの知り合いなの? あの口振りだと」 ルルたんを担ぎながら俺は何気なくタスマニアンに聞いてみる。タスマニアンは胸元から煙草を取り出した。 「スカウトしたんだよ。闇社会では有名だったあいつを」 なんすかwwwwwwそれwwwwwwBMNにでも出てたんすかwwwwww 「てか、お前以外全員俺の知り合いだぞ? ここの主要メンバー」 (・∀・)えっ? 「立花は俺の部下。北条もそうだな、あいつは天才児ってことでかなり注目されてたから雇った。雪司は武道家の有名な家系で俺とも交流があってその関係だ。七河は……」 七河? あっ、楓ちゃんか! 「七河は、そうだな……知り合いの娘でな、しかも彼女自身も優秀だったから」 ここまで聞いていて、俺は当然の疑問が浮かび上がってきた。 「俺は、というかニート枠ってのは何のためにあったの?」 タスマニアンは俺の顔をチラっと見た後、取り出した携帯灰皿に煙草を擦り付けて俺に背を向けた。 「怒らないで……聞いてくれるか?」 「はっ?」
/345ページ

最初のコメントを投稿しよう!

193758人が本棚に入れています
本棚に追加