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「美味」
俺の部屋のローテーブルで何故か向かいあって食事をつついてる俺と雪司桜ちゃん。なにこれwwwwww空気重いんだけどwwwww
ラーメン……普通にうめぇ。
つうか雪司ちゃん、さっきからちらちら俺の方を見てくる。うはwwwwwwこいつ俺に惚れてるwwwwwww
いや、俺じゃないな……ラーメンセットの餃子をチラチラ見てるみたいだ。餃子と俺の表情を交互に見つめている。
「餃子、食うか?」
すると雪司は一瞬、パァッーと顔を輝かせるとすぐにいつもの無表情に戻して餃子へと箸を伸ばしてきた。
「謝謝」
おまwwwwww漢字使えばいいってもんじゃねぇぞwwwwwwww
しかし、ちょっと言語能力に著しい問題があるんだけどこうして美味そうに飯食ってる所を見ると、年相応の女の子だなぁなんて思ったり。
「なぁ雪司?」
「何?」
テレビの電源を入れ、画面に視線をやりながら、口の端にハンバーグのソースをつけている雪司に声をかけた。
「お前何歳?」
「十五」
「………」
「……ごめん。よく聞こえなかった。何歳?」
「十五」
( ゚д゚ )チュウガクセイジャネェカ……
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