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適当な私服に脱衣場で着替えると、部屋のドアがコンコンと二回ノックされた。
ノックする奴っていったら、桜ちんしかいない。楓ちゃんは俺の名前を呼ぶし、零たんだったら蹴破ってくるしwwww
ドアを開けると案の定、夜明け前より瑠璃色な瞳をした桜ちんが相変わらずな真っ黒いドレスのようなゴスロリファッションで立っていた。テラALI PROJECTwwwwwww禁じられた桜ちんwwwwww
「出発」
桜ちんはそれだけ言うとスタスタと、どっかに行ってしまった。俺は準備が出来てたので、奥の部屋にいる楓ちゃんに声をかけた。
「楓ちゃん、もう行くってよ」
「はいはーい。先行ってていいわよ」
何これwwwwww夫婦みたいwwwwwwww
俺はちょっとニヤニヤしながら外に出て、ゲートに向かった。
今、外の季節は冬らしいがここで生活してると何の感覚もない。結構あったかめな格好してみたが大丈夫かね。
「ニートさーん! こっちですよー!」
基地のゲートについてみると、楓ちゃん以外のみんなが揃ってて、棗亜夜クラスの乳をしたルルたんが俺に向かって手を振っている。
「ニートさんってwwwwwww固有名詞かwwwww前からみんなにも言おうと思ったが、俺もうニートじゃねぇしwwwwwエンプロイメントしてるしwwwww」
するとジャケットをピシッと着こなし、見慣れない私服姿を晒してるイケメンブラックが煙草をふかしながら、さらっとこう言った。
「ニートってのはお前の消えない過去だろ。引きこもりニートだったってのは一生てめぇに纏わり続けるイメージなんだよ」
ヘヴィー……。
わかった、死にますwwwwwww
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