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「えーい♪ ドッカーンとね、これ?」
「おわっ!?」
あれからどれくらい経ったんだ。もうヴァルゴたんのフォーチュンばりのレールガンを何発避けたかもわかんね。
「何発打っても、俺にあたりゃしねぇよ(キリッ)」
「当たらなくてもいいよ? ボクは正くんの邪魔をしたいだけだからね、これ。へへ♪ どっかぁーん」
ヴァルゴたんが口にした可愛らしい擬音とは打って変わって、洒落にならないレーザーが繰り出される。
避けようとか思う以前に長門がコンマ単位のスピードで反応してくれてるから、まぁヒッティングは免れてるんだが、こんなにチマチマしてたら零たん達が……。
「可愛い女の子をいじめるのは好きじゃないんだよな……だからクリムゾンみたいな同人誌は苦手で……あくまでも俺はフレンドリーに行きたかった……けど、ごめんヴァルゴたん! 俺優しくできないから!!!!」
「ふふん♪ 別にいいよ♪ 痛いけど、きっと気持ちいいんじゃないかな? 正くんだったら。きてよ、ボクのことイジメていいよ、これ?」
ドキッ……。
……クソッッ……おさまれ、おさまるんだトムッッッッッ!!!! 別にそういう意味じゃないからぁああああああ!!!!このシリアスシーンで貴様ッッッッッ!!
ちっ!
俺は最大のキメ顔を浮かべて、ヴァルゴたんにいい放った。
「悪いな、今日の俺は二刀流だぜ?」
「………?」
「………」
「……えっと…えっとどういう……」
「ビームどっかぁあああああんwwwwwwww」
「WRYYYYYYYY!!!!!!」
ヴァルゴたんを倒した。
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