鳩山があかね色に染まる坂の主人公に見えて仕方がない

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18回。 立花たちが行ってからこいつら3人の急所に、手刀を叩き込んだ回数だ。 生身の人間ならもう死んでる。死にまくってる。エルフェンリートばりに死にまくってる。 ところがどっこい……。 「あれれ……心臓に大きな、とても大きな穴を開けたんだけどなぁ~おかしいなぁ~」 地面にぶっ倒れても、またすぐに立ち上がってくる。俺はその様を無表情で見下ろしてる……しかし内心ちょっとしんどい。 俺以上に、立花達のことが心配で仕方がない。はっきりいってあいつらはまだこいつら相手に戦える力がない。一人ならまだ希望があるかも知れないが、複数となると……。 「何度やっても、私たちが倒れることはありませんよ。ミスター田中」 ゆっくりと立ち上がった黒装束の一人が、いかにもな感じの口調で言葉を紡いだ。女か。 いや、倒れないことはない。それは以前のなんかあの……ほら、前基地に攻め込んできたあの危ない奴。名前しらんけどさ、あの男いたじゃん、俺にフルボッコにされた奴。あいつが気絶したことで、こいつらにもある程度の痛覚があり、尚且つダメージが蓄積することは証明されてる。 問題はこの3人が、あのなんかようわからん奴よりはるかにタフってことだ。恐らく組織内でもあの幼女に次ぐトップクラスの戦闘力……。 あの厨二野郎、俺をガチで潰す気か……。 おじちゃん、ぴんち☆ てへ?
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