私は世間一般から多くの支持を確立した者でございます

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「じゃまくせぇぇぇえええええええええ!!!! ニート様のお通りだぁあああああッッッ!!!!」 「にぎゃー!!」 「ウボァアアアア!!」 「ギャアアアアアアムムム!!!」 ヴァルゴたんを抱えて雑魚敵を蹴散らしながら正くん、みんなの元に全力疾走中wwwwうはwwww走るエロスwwwwwwセリヌンティウスのアナヌンティウスをティウンティウンwwwwwww 「ねぇ、正くん? ボクはいつまで抱えられたままなのかな、これ」 腕の中にいるヴァルゴたんが弱々しい口調で俺に尋ねてくる。 「いや、とりあえずヴァルゴたんのボスの所まで運んでいってやるよ」 「あぁ……どうも。けど、なんかおかしくないかな? これ」 こまけぇこたぁーいいんだよwwwwwwww チート長門の能力を存分に発揮しながら何もないただっ広い野原を、遠くに見える馬鹿高い廃墟ビルを目指して駆ける俺。 その途中でちょっとしたホラーゾーンに遭遇した。 「なんだい……こりゃ」 半端ない量の血液……多い日も安心とかもうそういうレベルじゃない。朝までガードできないような量の血液が辺り一面に飛び散っていて、しかも少し時間が経ったせいかドス黒く変色し始めていた。 そして、その中心に血に塗れたチャカが落ちていた。 「これはおじきのチャカやないけぇ!?」 あのSFC時代のネオ・グランゾンばりに凶悪なおっさんに一体何が……。 「多分リブラだよ、あのおじさんの相手をしていたのは?」 「リブラ?」 「ボクの所属しているレイヴン様直属の部隊ゾディアックのNo.3だよ。悪魔みたいな人だよ、強いだけじゃなくてひたすらに冷酷」 「まかさwwwwwあのオッサンがwwwwあの無敵幼女が相手じゃあるまいwwww」 俺の馬鹿笑いを聞きながら、ヴァルゴたんは苦笑いを浮かべた。 「正くんは知らないんだよ、あの人の怖さを。泣きわめいてる女の子の首を無表情で切り落とせるぐらい冷酷で。確かにスコーピオ程じゃないけど、多分あのおじさんよりは強いよ、これ」 「それマジでいったん? ソースあんならすぐ出せ、マジだったらニート総力あげて潰すが」 「マジだよ。あのおじさんがどうなったかは知らないけど、確実に無傷では済んでないよね、これ」 「おっけ、おっさん救ってくる」 タスマニアァアアアアアアアアアアアアンンンンン!!!!!!
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