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「第一印象から決めてました!! 好きですwwwwおっぱい揉ましてくださいwwwww」
ドンガラガッシャーン!!
そして再び全員が転倒。
今みんなの気持ちが一つになってるwwwwwそうwwwww笑いに国境なんてないんだwwwwwwwwww
「や……め……ろ……し、し……死……ぬ」
振り返ればおっさんが御臨終寸前wwwww死にかけのくせにのってくるからだろうがwwwww
「あんたはこんな時でも、相変わらずね」
零たんが呆れるように笑ってる。
「けど、俺は大マジだよ。最初は回りくどかったから、今回はストレートに表現してみましたwwwwいかがでしたか?wwwwww」
「最低」
「フヒヒヒwwwwwwサーセンwwwwww」
泣いてばっかりの零たんが久々に笑ってくれた。
「おっさんが、零たんがやられた前のミッションの後でさ、俺にこう言ったんだ……『最悪の場合俺たちは日本を敵に回す』って。最初は何アホくさいこと言ってんだ、意味わかんね、死ね、百回死ね、娘のおっぱいを俺によこしてから死ね変態中年アニヲタおやじって思った。けど今わかったんだ」
「おっさんは例え政府に刃向かってでも、零たんのことを助ける気だったんだ。例え零たんがあいつらの細菌に犯されたって関係ないって! 助ける方法を必死こいて探して、それで零たんに気づかれないようにこっそり治してやろうって。多分そう思ってたんじゃないかな? あのおっさん秘密主義だからねwwww本当のことはなかなか言わないよねwwwwww」
「俺馬鹿だからさ! 今の零たんが前の零たんと何が違うのか、全然わかんね! それに俺は政府の味方じゃなくて零たんの味方だから!だから……」
「一緒に帰ろ、零たん」
テラ上条さんな長台詞を言い終えた後、俺はゆっくりと手を差し出した。
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