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「なるほどね~⤴あ、そういえば今夜は企画営業部のミカちゃんとデートで今日は付き合えないからヨロシクね~⤴」
『・・・・・・分かった。』
この蓮司という男はとにかく女性にモテる。180cmの長身に爽やかな雰囲気、今時の流行をおさえたファッションセンス、顔はSM〇Pの香〇慎〇似(ある女性社員談)、モテない方が非常識な事なのかもしれないな。と、和真は親友の魅力の秘密について冷静に分析していた。
先程から感じている和真達(蓮司だけにであるが)周囲にいる女性社員からの熱い視線を浴びながら・・・。
「あ、そういえば思い出したけど僕の携帯にメールがきてたよ。タイトルが[Fa/X]からので・・・。」
気がつくと蓮司の顔からは先程の笑顔は消え、真面目な表情でその一言を俺に告げると、俺の横を通り一足先にエレベーターに乗っていった。
『・・・・・・分かった。』
和真はその言葉を聞き、今日も忙しくなりそうだなと覚悟しながら、エレベーターに乗り込んだ・・・・・。
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