53人が本棚に入れています
本棚に追加
着いた所は児童相談所だった。
俺はずっと泣きながら
{母さん!!置いていかないで!!母さん!!}
って…
俺と同じに泣きながら走り去っていく母さんの後ろ姿に叫び続けていた。
当時7歳の俺…
別れがあった。
でも…
出会いもあったんだ。
そこで会ったのは…
愛美。
泣いてる俺に
{兄たん!泣かないの!まながいいこいいこしてあげゅから!!}
って俺の頭をなでてくれたんだ。
愛美??
お前がいるから俺は泣かないでいられるんだよ…
8年前の春だった…
最初のコメントを投稿しよう!