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一匹の猫(♀)が現れ、私の存在に気が付くとこっちを見て「ニャン⤴」と挨拶をしてきた。近所のおばさんがするような自然な挨拶で、私もとっさに「どうも」と返してしまった。その猫はその後何事も無かったかのようにスタスタと歩いて、その場を立ち去ってしまった。
それからまたしばらく経ってから、今度は選挙に投票する為に実家に戻る機会があった。先日の猫の事を母に話すと、どうやら最近父親がエサを与えたらそのまま縁の下に住み着いた猫がおる。その猫かもしれないとの事。しかもその猫、あのニャンコ先生の子供の中の一匹らしい。母曰わく、うどんが好きな所や、夜中は絶対に鳴かない所等、毛の色こそ違うが、仕草はあのニャンコ先生とそっくり。幼少期を母(ニャンコ先生)と過ごした、うちの縁の下を頼って来たのでは?との事。
投票券を手に取り、歩いて外に出ると例の猫が離れた所を付いて来ている事に気付いた。もしかして付いて来ようとしてるのか?「すぐ戻るからええで」と手を振ると、猫は縁の下に帰って行った。ニャンコ先生と一緒だ…💧どうやら母の言う事に間違いはなさそうだ😏
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