過去の自分

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この話の主人公は21才大学生、まぁどこにでもいる大学生だ。 実家から大学までは自転車で毎日通っている、まぁ毎日といっても半々くらいか、学校に行かないで寝てるかゲームしてるか、気が付けば日が暮れてるなんてことはざらにある。 そんな僕も最初からこんなんじゃなかったんだ、ちょっと過去でも振り返ってみようか、   もともと活発な子供だった小・中・高はずっとサッカー部所属、体を動かすのが好きだったので、体育は大好き、あと給食も、笑 何事にも熱心で興味がわけばなんにでも挑戦した、まさに好奇心旺盛、自分はなんでもできると思っていた、小学校の夢はプロサッカー選手、本気だった。 大人になるにつれて視野が広がったってゆうか、物事が見えてきたってゆうか、悪くいえば自分の限界を理解してきたってゆうか。 高校でも一応サッカーは続けたが友達がいたからなわけでそれほど情熱は感じられない、まぁ試合にでて勝てばそりゃうれしいけど…それだけ。 受験もまぁそこそこ勉強はしたけど平均的なというか中堅の大学にすんなり入った感じ、特になりたいものもなくただ働きたくないから、ってだけ。 あっというまに3年生で周りは就活やらなんやらで忙しそうだ、そんなの他人事この頃になると生活に覇気や情熱なんてものはない、ただ同じ生活を繰り返すだけ。 そんな彼は日々思うことがあった…
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