7人が本棚に入れています
本棚に追加
いつもの通り残業をこなし、パンパンにむくんだ足を引きずり帰路に着いた。
亜理子「ったく部長のミスなのに。」(不満げに)
他人の後始末の残業なら、文句の、一つや二つや、三つ位、ポンポンとでてもいいんじゃないか?
ぶつぶつといいながら、帰宅時最大の難関へと差し掛かる。
それは長い階段で、明日の会議の資料の重さが憎くなる。
ただ、景色だけで選んだ学生時代から住み着いているアパートは、この難関の先にある。
亜理子「景色だけは最高だけどね・・・」(疲れぎみ)
今更ながら、選んだ事を後悔する。
最初のコメントを投稿しよう!