先生の言葉

2/3
前へ
/28ページ
次へ
Bくんがいなくなって 3日目…。 その日の夜, 習い事があった。 習い事の先生は たくさんインコなどを 飼っていて,鳥に詳しい。 先生といっぱい話をした。 なにがいけなかったのか… どうすればよかったのか… 先生は 『鳥がふくらんでたり,  ずっと寝てたりしたら  暖めてあげないと  アカンねん。  それしか方法が  ないんよ。』 と言った。 私は, 『時々,寒いやろうと思って  電気あんかの上に置いて  布団かけてあげたり  してたのに…。』 と言うと, 『そうやって  暖めてあげたりしてたから  延命してたんかも  しれへんね。    もしかしたら,もともと  菌とか病気をもって  産まれてきたのかも  しれへんよ。  動物は勘が鋭いから  そのことに気付いて  みんなBくんのこと  イジメてたんかも  しれんし…。』 と言った。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加