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太陽と雲が赤く染まっている。
そんな夕陽の下で泣いてる声がする。
「ひっく……ひっく……」
泣いてる少年の周りには数人の少年達がいる。
「お前、男のクセになんでいつも泣いてんだよ⁉実は女なんじゃねぇの⁉」
泣いてる少年の髪を引っ張る。
「や…痛いよぉ…やめてぇ…」
少年は必死に抵抗する。
「うわっ汚ねぇっ」
泣きじゃくる少年の顔は鼻水と涙でぐちゃぐちゃになっていた。
「うわぁぁぁん‼‼」
少年が大声と同時に1人の少女が現れた。
「あんたら何してんの⁉」
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