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「辞めてぇぇぇぇっ!!!」
次の瞬間には、既にシエナの腹部をアキサの腕が貫通して居た。
「…ア……キサ…。」
シエナの目から涙が溢れた…
そして、そのまま地面に倒れた。
それを見て、キーマが記憶を取り戻し、冷静に話し出した。
「私…思い出した、思い出したの…私はキーマ、アキサを停めるために創られたの。」
そう言うと、キーマの首についていた黒い布が散々になり、アキサと同じくバーコドが現れた。
静かにアキサに近寄っていって、優しく抱き締めて言う。
「マクウェルさん、私がアキサを抑えている内に、私両共その剣で破壊して下さい!!」
マクウェルは息を飲んだ。
「っ!?…駄目だ、そんなことは出来ない!!」
「アキサの動きが停まってる、今がチャンスなんです…今を逃したら、誰もアキサを停めることは出来ません、お願いですマクウェルさん、どうか私とアキサを解放して下さい、頼めるのは…あなたしか居ないから…。」
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