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まぁボブは根っからの遅刻魔だ
そう呟きふと下を見ると、マッチ箱が落ちていた。
箱には『命』と書かれている。
中を見るとちょうどあと1つマッチが入っていた
これでタバコが吸えると思い、マッチに手をのばす
その時、背後からボブの声が聞こえた。
「すまんなぁ、えろう遅くなってしもて」息をきらせながらボブが走ってきた。
「ほな、行こうか」
オレの目の前に来るやいなやボブはそう言いオレを促した。
オレはマッチ箱をポケットにしまい
ボブのあとについで歩きだした。
なんだかボブの背中が少し小さく見えた気がした…
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