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ある暑い夏の日だった。
オレは尿意を催し、とある公園のトイレに入った。
壁の落書き…黒ずんだ便器…古びていたが妙に落ち着く
用を足しに便器の前に立つと壁に貼られた紙が目に飛び込んできた。
【トイレはあなたの味方です･あなたはトイレの味方ですか？トイレを綺麗に使いましょう】
…果たしてトイレはオレの味方なのか？
そんな事を考えていると入口から身長190㎝はあろう黒人がトイレに入ってきた。
格好はＢｰ系で意味もなく両肩を上げ下げしながら便器に近づきオレの隣で用を足し始めた
オレは関わらない方が無難だと思い無視していたが
その黒人はオレに向かって｢コンニチワワ｣と意味不明な挨拶？をしてきた。
オレが黒人の方を向くと
なんと黒人は自分の股間を見せ｢ｱｲﾑ ﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ！｣と自慢してきたのだ
そして黒人はおもむろにオレの方の便器をのぞき込んだ…その瞬間
「ｵｰﾏｲｶﾞｯ！」と黒人は小声で言い、うなだれてしまった。
黒人の一連の行動から言うまでもないが
オレが勝った瞬間だった。
………こうしてオレとボブの熱い友情の夏が始まった。
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