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カトリーヌと連絡がつかないまま1ヶ月が過ぎようとしていた
さすがにボブもいてもたってもいられず
カトリーヌの家へ向かった。
チャイムを鳴らす…意外とカトリーヌはすんなり出てきた。
そして「中で話ましょう」と、ボブとオレを促した。
ボブとオレはカトリーヌの家に上がり
とりあえずソファに座っる
カトリーヌも座り…沈黙が辺りを包んだ
初めに沈黙をさいたのはカトリーヌだった
「ごめんなさい…連絡もとらなくて」小さく言う
ボブは「…理由があれば…それが聞きたい」
真っ直ぐカトリーヌの目を見つめ言った。
「少し気持ちを整理してたの…色々と考えちゃって」俯き加減に言った。
「オレらにも話せない事か?
悩みがあるなら話せばええやん?」
強く、優しい声だ
オレは2人のやりとりを黙って見ていたが
そのボブの言葉に頷いた。
再びの沈黙の後…
カトリーヌは泣きながら、自分の過去を…
ツラい思い出を…
口にするのもイヤなはずの言葉を…
オレ達に語った。
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