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ボブは申し訳なさそうにオレの方を向いく
オレは無言で微笑を浮かべ
クールな男前という感じでポケットに手を入れた
…しかしオレも15円しか持っていなかったのた
列のできるカウンター…
並ぶ人達の視線…
ボブの頬に冷や汗が流れた
その時、後ろから声をかけられた。
「おいくら足りないんですか?」
振り返ると
肩まで伸びたブロンドヘアー
吸い込まれそうな漆黒の瞳
その瞳とは対照的な透き通った白い肌
いやマジすげぇ美人の外人女性がたっていた
ボブは動揺し裏声混じりの声を発した
「さ、300円貸して下さい」
ボブの恋が、今まさに産声をあげた瞬間だった。
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