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シーナは深くため息をついてみました。
そして剣を選ぼうとしたとき剣の前で手がとまってしまいました。
「………?」
それはシーナでさえ驚いているようでした。
そしてまた触れようとすると放電しました。
「!!!」
するとノアールもおかしいと思ったようでその剣を見てみました。
「何だコレ……?こんな剣あったっけ。」
するとノアールはシーナの腕をぐいっと引っ張りその剣から遠ざけました。
「何するの?」
「見て分からないか?それは呪剣だ。凄い怨念の量だな。」
「なんでそんなものが……?今までなかったのに。」
すると呪剣が宙に浮きました。
「我は壓摩なり。これでも魔族だ。破滅の鐘は我々が戴こう。お前達は哀れに戦いあっていればいい……だそうだ。」
そしてノアールが鋭く問いました。
「誰の命令は?」
「魔王様だ。」
そしてノアールは黒い笑みを見せました。
「根元からきりおとしてやる。」
シーナは唖然としながらこの光景を見ていました。
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