第二話旅立ち

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シーナは重い荷物を背負いました。 「俺はこっちを持つな」 「ありがとう♪」 するとノアールはフンッと鼻で笑いました。 「面倒臭くなったりしたらさっきもいったように落とすからな。」 「本当意味分からない!!自己中ヤローめ!!」 シーナはプンスカ怒ってるとノアールは余裕めいた表情で笑いました。 「勝手に言ってろよ。」 「本当ムカつくなっ!」 何だかんだ言いつつ、ノアールはシーナの荷物を少し持って家を出て行きました。 「ここには、当分戻れないからな。」 「うん……。」 シーナは名残惜しそうに村を見ながら村を出て行きました。 「外に誰もいなくて良かった。 出て行けなくなる所だったよ。」 「なるほどな。」 そしてノアールは地図を広げました。 シーナはその地図を覗き込みました。 「何処行くの?」 するとノアールはある町を指差しました。 「レッドタウン?」 「あぁ、お前の武器を仕入れるからな。」 「え、守護者決定してるの?」 「多分な。」 ノアールは真剣な顔で言いました。
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