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「それでさっきの話の続きなんだけどな。破滅の鐘の呼吸によって生物達に影響を与えているんだ。
それを破滅の鐘の呪いと人々は言っているが。」
その人がやっとちゃんと地上に降りた時、良く見れば竜の角、翼、牙が見えた瞬間神竜族だと判断しました。村民も気付いたようで怯え始めました。
小さな幼子は泣き喚きました。
「お母さーんっ!!怖いよーっ!!」
「こら泣くんじゃないの。失礼でしょう?」
「だってぇ…ぐすっ…。神竜族は人間をもっとも嫌ってる悪魔と同じだって皆言ってるじゃん。」
その言葉を聞いた瞬間神竜族の人が眉間を寄せたら村民が一斉にその子供を見ました。
「マ、ママー!!!!」
そして神竜族の人は子供のところまで飛んで行きました。
その瞬間その子供の母親は悲鳴をあげました。
「そんなに子供に罪悪感を持たせるな。」
そういって子供の頭を撫でました。
「悪気があった訳じゃないんだ。俺も慣れてる。」
そして飛んで行こうとした時、シーナが止めました。
「まって!!名前聞いてない!!」
「ノアール。お前は?」
「ほぇ?私?」
「お前以外に誰がいるんだよ。」
ノアールは呆れながら言いました。
「シーナだよっ!」
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