一筋の光

2/2
前へ
/40ページ
次へ
嗅ぎ馴れた血と硝煙、どぶと路地の腐敗した臭い 見慣れた灰色の壁と空 床に転がった肉辺 神はどうしてこんなにも辛く当たるのだろう 何度この世界を、神を憎んだことか………… 今ではもう覚えていない けれどそんな世界へ一筋の光が降った それが君……… 君はこの世界から僕を救い出してくれた 君は僕にとって初めて見た光 君の笑顔にもう一度会いたい これは僕の我が儘ですか………
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加