ある日のこと

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「ねぇ、ばいきんまん。一度、お互いの家を交換しないかい?」 急なアンパンマンの提案に驚き、反論するばいきんまん。 「なんで俺様がお前の家…パン工場に行かなきゃならないんだ」 アンパンマンはにっこり笑い、 「だって、ほら、君は僕を倒すきっかけが見つかるかもしれないだろ。僕は純粋に君の家に行ってみたいだけさ。」 ばいきんまんは考えた。 これは罠か? 俺様にわざわざ倒すきっかけがわかる…なんて言うか? しかし、あいつの言ってる通り、何かアイデアを掴めたとしたら… 「よし、乗った。」 二人は、お互いの家に説明するため、一旦自分の家に帰り、翌日また会うことになった。
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