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愛してました 5
1 おばあちゃんが来た 朝、みひろはきよしに、 『帰りたくないけど………じゃ、また来るね。』 きよしも帰したくないけど、 『うん。待ってる』 きよしはまたみひろの手をギューと握った。 二人は手を離して笑顔でまたねをした。 ドアを開けてみひろは出て行った。ドアのバタンという音が悲しく聞こえた。 みひろが、寮に帰るとみひろのおばあちゃんが寮の前に立っていた。みひろのおばあちゃんはみひろのことが心配で来たのだ。
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