禁忌

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ここはとある国。 私はその国のお姫様。 王様(つまり私のお父様)は子供が私一人しかいなかったから、私を甘やかして育てた。 欲しいものは何でも手に入ったし、ドレスだって何十着ってもってた。 ダイヤモンド、サファイア、ルビー、エメラルド‥‥色とりどりの宝石が散りばめられたアクセサリーは何百ってあった。 国の庶民の娘が毎日働く中、私は毎日遊んでいた。 何不自由なく、充分すぎるほどの暮らしをしていた。
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