壊れた綺麗だったはずの幸せ

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『病院なんか、行かない!!私はこのままここで死ねばいいの!』   そんな私の暴言も虚しく響きわたっただけで、食事を一切とらず体力を無くしていた私はすぐに病院へと連行された。     私がつれていかれたのは心療内科。   だけど私の場合、ここでは専門外ですと言われ、いくつもの病院をたらい回しにされた。   その時の私は、もうどうにでもなれと、すべてを諦めていた。   生きる事に疲れていた。   心も体もボロボロだった。   私が最後に辿りついた病院は自宅から電車などを使い2時間もかかる東京の心療内科だった。
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