恋した瞬間

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だからきっと…他の人達とは違う神様だからこそ…私は神様が好きになってしまった。     全てを捨てて私の元に来るなんて、ありえない話しだけど…。   でも嬉しかったから…。     私の想いだけ彼に伝えました。         「私も神様が好き…。神様と関係がある間は絶対に死なない…。だけど、神様は結婚してるから…私は神様とは付き合えない…。」     悲しかった。 辛かった。 苦しかった。   神様が好き。 大好きになってしまった。 でも神様とは結ばれない…。 この想いは…消してしまわなければならない…。   いっその事、全て忘れたかった…。   私の生まれて初めての恋は…こんなにも虚しくて…悲しくて、苦しいものだった。   両想いでも叶わぬ恋だった…。       「今すぐは無理だけど、会いにいく。」 「だめ…だめだよ。」 「会いたくないのか?」 「会いたいよぉ!でも…奥さんがいるでしょ…神様は奥さんだけみてあげて…、悲しむから!私なら大丈夫だから…。」 「お前言っただろ。俺は全て捨てられる覚悟あるぞ」 「……嬉しいけど、だめだよ。奥さんを悲しませないで…。」     切なかった…。
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