362人が本棚に入れています
本棚に追加
/192ページ
だからきっと…他の人達とは違う神様だからこそ…私は神様が好きになってしまった。
全てを捨てて私の元に来るなんて、ありえない話しだけど…。
でも嬉しかったから…。
私の想いだけ彼に伝えました。
「私も神様が好き…。神様と関係がある間は絶対に死なない…。だけど、神様は結婚してるから…私は神様とは付き合えない…。」
悲しかった。
辛かった。
苦しかった。
神様が好き。
大好きになってしまった。
でも神様とは結ばれない…。
この想いは…消してしまわなければならない…。
いっその事、全て忘れたかった…。
私の生まれて初めての恋は…こんなにも虚しくて…悲しくて、苦しいものだった。
両想いでも叶わぬ恋だった…。
「今すぐは無理だけど、会いにいく。」
「だめ…だめだよ。」
「会いたくないのか?」
「会いたいよぉ!でも…奥さんがいるでしょ…神様は奥さんだけみてあげて…、悲しむから!私なら大丈夫だから…。」
「お前言っただろ。俺は全て捨てられる覚悟あるぞ」
「……嬉しいけど、だめだよ。奥さんを悲しませないで…。」
切なかった…。
最初のコメントを投稿しよう!