エピソード1 目的地

3/3
前へ
/24ページ
次へ
しばらく単車を走らせていると。 助けてー どこからか声が聞こえてきた。 ダンテ 「なんだ?」 そうすると前に少女が立っていた。 ダンテ 「クソ、マジか!」 キィィィィ 単車のブレーキ音が響き渡る。 なんとか少女を避けたが単車は大破して火花と黒煙を上げていた。 ダンテ 「嬢ちゃん危ないだろ?」 少女はダンテにしがみ付いてきた。 少女 「お願い助けてください」 少女の声は震えていた。 ダンテ 「悪いけどそんなに暇じゃねーんだ悪いが他当たってくれ」 そう言い放つと歩き始めようとした時。 ハァァァァ 地の底から響くような声が聞こえてきた。 ダンテ 「嫌な空気だな」 少女は何か呟いていた。 少女 「奴らがくる」 ダンテ 「奴ら?」 生暖かい風がダンテ逹を包む。 ダンテ 「きやがったか」 目の前には七体の石像が立ち尽くしていた。 ???? 「少女を渡せ」 石像の一体が話しかけてきた。 ダンテ 「断ったら?」 ???? 「知れたこと」 そう言うと手にした棍棒でダンテを貫いた。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加