4/6
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
彼は渋々その眼鏡を買い取った 『少年!かけてみなって!』 不服そうな顔で彼は買い取ったばかりの妙な色の眼鏡をかけた。 彼は眼を疑った まわりに決して多くはないが様々な色の糸がただよっている。 彼は自分の顔に付着している違和感をゆっくり慎重に取り、眼鏡越しに見た 『赤い…』 彼は思わず呟いた 男は言う 『それそこで立ち止まって話してるカップルに繋がってんだろ?その糸切ってみ?』 彼は言われるがまま糸を切った フッ ちからはほとんどいらかった
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!