1/1
前へ
/34ページ
次へ

なにげなく 上を見た 「雨だ」 冷たい 傘はない 私は一人で暖をとる 自分で手を暖め 自然と身体は丸くなる 目から水? ……涙? 分からない 雨で自分が泣いてるのさえ 分からない 認めたくない 自分が泣いているなんて きっと…… 雨が止んだら また、いつもみたいに 笑顔になれる 私は泣かない 泣きたくない 空を見続ける この日も……いつか思い出になるはずと信じて 私は前に進む
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加