第一幕: 始まりの唄

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田中「まだ店開けるまで時間あるな。よし、スタジオの調子を見がてらセッションするぞ。」 俺は自分のギターを手にとった。 これは俺が専門学生の時に自分で作ったギターだ。 フレット数24、PUはS-S-H、形はストラト、ブリッジはフロイド ローズ、3WAYスイッチ、ボリューム、トーン、タップスイッチ、特殊配線を繋ぐスイッチが2つと結構手が込んである。 ボディはバスウッド、ネック及び指板はハード メイプルとまぁ木材は一般的な組み合わせである。 おやっさんはフェンダーのジャズベースを、伊藤さんはトランペットをそれぞれ持ち、音合わせをしていた。
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