第一話 カツカツさん

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次の日は、大学院生と卒論の今の現状をゼミで発表しなきゃいけなくて、研究室に泊まりでレジュメと呼ばれる、発表原稿を作っていた。   私は、とりたてて霊感があるとか、そういう物はなかったが、その研究室の夜中の異常な雰囲気に一人取り残されるのは嫌だったので、頼みこんで、彼氏と、同じ日に発表する予定の男の子二人、計4人で、研究室に泊まる事になった…   私が嫌だと思う大きな理由の一つ…研究室から夜中、人の気配がする、変な物音がする…もかなり大きな理由だった気がする…
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