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廊下をバタバタと走りながら近寄り名前を叫び、その人物へと飛び付こうとするも泉は華麗に水谷を避けた。
『ぐぇっ!!泉~っ!なんで避けるんだよぉ~…、鼻痛い😢』
鼻をぶつけたのか鼻の頭擦りながら締まりのない顔で水谷が言う。
「避けなきゃぶつかんじゃん。」
素っ気無い態度を取る泉。
『抱き付くのが目的なんだもんね♪そう諦めないも~ん。泉は手強いからねっ!』
水谷がにひっと笑いながら拳作ってガッツポーズして見せると泉はキモッ、と冷たい言葉を吐き捨てて教室に戻った。
『つめたぁーい、』
一人残った水谷は仕方なくトボトボと教室に戻った
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