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そして廃倉庫群までの距離がおよそ50m程離れており奴らが手にしている小さな光(懐中電灯と思われる)は間違いなく俺のいる位置まで光が届いていない・・・以上の理由をふまえ俺は塀の上から奴らを確認する。
するとある一つの事に気付いた。奴らは3練続いている倉庫のうち真ん中の倉庫だけを囲むように警備をしている・・・その証拠に真ん中以外の倉庫には誰も警備している姿はなかった。
「・・・分かりやすい罠だな・・・」
スコープの倍率を上げる奴らは適度に間を開け警備しているようだ。装備品を確認するが懐中電灯以外確認されない。倉庫の入り口も裏にあるようだ・・・
「・・・行動に移す・・・」
敷地に侵入しそのまま右の倉庫を目指す・・・警備されていない倉庫を迂回し正面入り口を警備している奴だけを蹴散らす効率的手法をとるためだ・・・
闇夜を疾走する・・・
音もなく、ただ疾走する・・・・・・
そして目的の入り口が見えてきた
警備はスーツの男が2人・・・敵前5m・・・しかし2人はお喋りに夢中なのかまだ俺に気付かない・・・
背をこちらに向けている・・・そして俺はそのまま1人の男の後頭部めがけ右足で飛び膝蹴りをくらわす。
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