27人が本棚に入れています
本棚に追加
「何か言ったか?」
「いえ.何も」スバッ
即答だよ。
平和主義なんだよ俺
ほら世界はLove&peaceとかって言うし
「って置いてかないで!!」
璢璃にも見放された可哀相な俺は
急いで車から降りて追いかけた。
「まだ着かないんですか~」
いったい何段登ったんだよこれ…
まだ…寺が先だ
「クソッ.蜃気楼かよコンチクショウ!!」
文句をかみ締めながら階段を登る。
「フフフ.寿くんって面白いね」
いやー眩しい(壊)
「いやいや.璢璃の方が可愛いよ」キラーン
俺なけなしの色気!!
ストレート気合い十分!!
「何それ(笑)」
おっとー起動がずれたー!!
ボールかァァァッッ?!
「いちゃついてんじゃねぇよ」
「珍しい?焼きもち?」
「うっせ」
いきなり野外からイケメンバッター乱入
そのままボールをジャストミート!!
ドサッ
俺はその場にうずくまり涙を流した。
「うっ…うぅ…」
あれ?
空が霞んでみえるや
「どうしたんだよ?」
いまいち状況のわからない海里さんは?マーク
「イケメンバッター乱入
野外ホームラン…ゲームセット…グスッ」
「はぁ?」
ポカンとする美形をほっとき心の実況を伝えました。
人生って厳しい…
最初のコメントを投稿しよう!