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「別に?
ドコの学校のでもないよ」
「は?」
織葉はヒラリとカウンターに飛び乗ると、知景の前に腰を下ろした。
知景の視線の高さはちょうど織葉の腹の辺りになる。
「作ったの、私が。
だからドコの学校の物でもない」
すっ。と、織葉は知景の肩に手を伸ばす。
「ぇ……?」
額と額がぶつかった。
「なっ!?」
慌てて知景は椅子ごと後ずさる。
それでも織葉の手から逃れることが出来ない。
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