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ガタン!
K田「うひょぉお!?」
俺「今度は何だよ!?」
音がする…
直哉「どこだ?!」
ガタン!
Uマン「おい…あれ…。」
バキャ! 奥にあるミニ豚のドアが吹っ飛ぶ。
俺「今度は豚かよ…?!」
直哉「でかいぃっ…」
デカイ、デカすぎる。
ミニ豚なのに、巨大。
2㍍はある、牙が突き出ている、俺らに気付いた様だ…
逃げるしかない、勝ち目は全く無い。
俺「逃げるぞ!!」
出口のドアを開けようとした。
…開かない。
鍵がかかっている。
絶体絶命。 ヤバイ…
しかし、豚は2㍍、途中の道は狭くなってる、こっちまでは来れない。
とりあえずまだ大丈夫、身を守る武器を探しつつ、俺達は少し頭の中を整理する事にした。
しかし、何故動物達は巨大化、凶暴化しているのだろうか?
直哉「さっきの臭いじゃないか?」
K田「んなら、俺達だってこの場所にいたし、何か体に変化があるハズだ…」
Uマン「人間には変化が無いとか?」
俺「そんな馬鹿な。」
俺「でも…ん?痛い…何だ?」
蜘蛛に噛まれたらしい。
直哉「ペロ!これは…スパイダーマンフラグ!」
俺「それどこDEな…ぃ」
バキャ!!
Uマン「まさか…豚か?!」
違う、なんだ??
?「お前何してんだ?」
えっ? なんだ? 聞き覚えのある声だ…。
?「おい、今日は飼育舎の排気構掃除なんだよ、早く帰れ。」
誰だ…何を言ってる?
豚が襲って来ているのに…
?「聞こえてるのか!」
…佐々木?
…先生?
何がどうなってる?
佐々木T「だから今日は排気構の掃除だから、寝てないでもう帰れ。」
寝てないで?
どういう事だ?
これは…夢だったのか?
そんなハズは…!
俺「巨大な豚が、襲ってくる!!」
佐々木T「プッ、ンナハハハ(笑)寝ぼけてるのか(笑)ハハハハハ(笑)」
えっ…?
俺は回りを見渡した。
たしかに床には血が…
それにMだって…ん?
違う、あれMじゃない…ケヅメリクガメのウンコだ…
佐々木T「おう、天井のサビ落ちてきたか、しかしウンコの掃除もしてないのか一年は!(怒)」
サビだったのか…
夢と現実がごっちゃになってる…
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