―また君に 笑って欲しい
2/9
読書設定
目次
前へ
/
9ページ
次へ
ちょうど一年前、彼は死んだ 高校のときからの付き合いで、違う大学に進学はしたものの暇が合えば会いたわいもない話をして過ごした その付き合いが二年になるころ、彼は季節を跨ぐほど長い風邪を引いていてどの病院でもそう診断されていた 彼は辛そうな顔をしながら 大丈夫 って笑うから、それを信じて私も笑った しかしどの薬も効かず紹介してもらった大学病院で診てもらったころにはもう……手遅れだった
/
9ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!