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アパートの階段をハイヒールの女が息を切らしながら上がって来た。 女は男の部屋から聞こえて来る女のあえぎ声に躊躇しながらも扉を叩いた。 「やすゆき。ごめんね。私が悪かったよ。ごめんね、開けて」 あんあんあんあっあっあっあん…。 女はドアノブに手を掛けた。 END
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