夏曲

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夏曲

少し早い夏の風を浴びて 君との思い出作りに来た 水平線の見えるこの場所で風に吹かれて笑った 空を見上げれば果てしなく続くこの青空夜になると満天の星が広がっていて 一番星を見つけた今宵の夜が過ぎてゆく 君の笑顔は本物なの?と思っても この場所へ来たらウソも本当もない 君といる事が幸せと思えればそれでいいと思う… どこかで風鈴の音が聞こえてくる… 波の音が聞こえてくる… そしてボクの隣に君がいて… 君の笑い声が聞こえてくる 嗚呼、なんて幸せな夏なんだ…… 少し遅めの夕焼けを浴びて 近づいてゆく僕らの影 眩い光を背に 世界で一番甘いキスをした 空を舞う鳥達の群は遥か遠く 消えゆく姿にキミを重ねたりして… 決して離さないと心に決めた 通り過ぎてゆく夏の風 まるで儚い流れ星みたいで… 次もここへ2人で来ようと ほのかな想いを風に乗せ… どこかで大きな花火が咲いて 夜空を彩るよ 明るく照らされたキミの横顔に 心は奪われてゆく 嗚呼、なんて幸せな夏なんだ どこかで風鈴の音が聞こえてくる… 波の音が聞こえてくる… そしてボクの隣にキミがいて… キミの笑い声が聞こえてくる… 嗚呼、なんて幸せな夏なんだ 嗚呼、なんて幸せな夏なんだ……
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