授業

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オレは教科書を合体された机の真ん中に置く。 そして、授業が始まったのだが… 奴はいきなり、紙ヒコーキを作り始めた。 そして、羽をいろいろな角度から見て一人で頷いては、微調整したりしている。 始めはどうでもよかったが、さすがに目障りだ。 「ちゃんと授業聞けよ」 「やだ」 「なら教科書見せないぞ」 「やだ」 こ い つ はぁぁぁああ! オレは教科書を自分の所に引っ張る。 「むっ…」 奴はオレの教科書を引っ張って自分の前にやる。 「オレのだ!」 オレは教科書を引っ張るが奴も引っ張る。 「は な せ!」 「やだ!」 子供かっ! 「そこうるさいぞ!」 センコウはオレらを見てる。 「お前のせいだからなっ!」 オレらは微かにしょんぼりして、教科書を取り合う気力をなくした。
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