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奴は教室に入ってくるなり、黒板消しを手に取り廊下に出て、ドアに黒板消しを挟んだ。
みな思っただろう。
何してるんだ~!!
そして奴はドアを勢いよく開け勢いよく入り、頭に黒板消しが落ちた。
「ふっ…転校生だからってそんなにいじめないでくれよ。ん?もしやっ!誰かが俺のおっちょこちょいさを醸し出させフレンドリーな関係になりやすいように計算した行動かっ!それならば、有り難い!私はそのお方を名のない神様と呼ぼう!嗚呼、優しき名のない神様、ありがとうございます!」
それを大声で言ったんだから頭がおかしいに決まってる。
つか神様で名のないとか何が言いたいんだ~!
先生は固まって困っている。
当たり前だのクラッカーだ。
そりゃ突っ込みのオレですら困るんだからな。
あっ自分で言っちゃった(笑)
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