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よ~やく先生が重い口を開いたのは何秒後だろうか?
難病後?クスクス…これは笑えるw
「え~金子君、自己紹介をどうぞ」
「俺は金子君ではない、金子幹久だ!君なんて名前じゃないぞ!」
「いや~そういうつもりじゃ…」
「ならどういうつもりなんだね?君の教育は何か間違ってるんじゃないかね?そもそも、君みたいな教師がいる事自体間違っているんじゃないかね?もっと熱心になりなさい。」
先生は泣き出した。
「はっはい…神様」
「はっはっはっ」
金子は笑っている。
こいつは今何か泣かせるというか感動させるような内容を言ったか?むしろ侮辱してる気がするのはオレだけか?
「金子神様の席はあちらでよろしいですか?」
先生はオレの机の右横を指している。
勘弁してくれ…オレはこんな奴の隣りで勉強なんかごめんだ!
そしてオレは手をあげる。
「先生!そいつをオレの横にしないでください!」
「えっ…ああ…いや~だがな、高山…」
金子は先生の肩に手を置く。
「あいつはきっと恥ずかしがり屋なんだ。だからきっとツンデレなんだゼ。あれも愛情表現の一種さっ!」
なんだその先生と仲良しみたいな発言はっ!
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