べべん

3/6
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
齢26、連れ合い持たず。時間があればぶらりぶらりと遊び三昧。 今日はおっぱい吸いましょか? 悪友の誘い。居酒屋を出てニヘラニヘラとおっぱいパブへ。 安物の脂っこい芳香剤の匂い。薄暗い照明、ミラーボール、大音量で流れる商業商業ロック、シャカリキに働くボーイ、どこぞの構成員と思しきイカツイ店長、スケベな客、下着姿の女たち。 指名ナシのフリーで入店。 やがて真っ赤なランジェリーの女がボックスシートにやってきた。 「こんばんは」 アヤカという名の女だった。細面で気が強そうな女だった。 肩口に彫りかけの桜の入れ墨が少し痛々しかった。 ビールを飲み社交辞令的な冗談を交わしおっぱいで遊ぶ。それがおっぱいぱぶの流れ。 であるが小生おっぱいを先に吸われたのである。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!