べべん
2/6
読書設定
目次
前へ
/
6ページ
次へ
べべん。 初夏の候。夕刻の風、灯るネオンとヘッドライト。何処へ向かうか人の群れ。べべん。 日帰り出張を終えて帰路に就く小生。仕事の相棒肌着色の箱バンから流れるナイトゲーム中継を聞き流しハンドルを握る。 緊張の弛緩が脳に体に、とろとろのマナコで窓枠に肘をかけ煙草を吸う。 道路標識にかつて住んでいた地名が目にとまる。 退屈な運転、疲れた体、たるんだ思考。 小生、安手の感傷に浸る。 そんな話。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
11人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!