べべん

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何事かと思い彼女のアパートへ。ものけのから。店へ。急に辞めたとのこと。行き先は広島。なんでと聞くと、さぁ…。と、とぼけた返事。新しい子紹介しますよなんて営業トークが始まり、熱上げたバカな客に対するマニュアルだなと悟り帰宅。 携帯電話が鳴った。公衆電話からの着信だった。 ごめーん。ウチ今広島にいるの。 ワケを聞く。 広島刑務所に服役中のダンナが出所するとのこと。おっぱいパブはダンナの組に近い組が経営しているとのことで服役中はそこに世話になったということらしい。んで寂しさ紛れに小生と遊んだと。 楽しかった。さよなら。 だと。 小生惚れてたのは確かだが腹は立たなかった。 まんまと、まんまと…グヒャヒャヒャと笑いがでてきた。 後腐れなく見事に手玉にとられ見事にフラれた小生でございます。 べべん。 桜の入れ墨、染まらず。 小生染まり、散る。 なんてね。 そんな話でした。 べべん。
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