思い出の場所

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「ねえ、絵を描きたいから浜にいこうよ」 「そうだな、ここにいても魚釣れないし」 僕は、麗香といっしょに浜に向かった。麗香は何故か、一生懸命絵を描いていた。僕は遊び回っている。 「絵がうまいな、綺麗に描けてる」 「ありがとう、絵は好きだからね~」 それからも、僕は麗香につきあった。毎週、朝から夕暮れまで思い出の場所に来ていた。
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